◆医療事務研究会社員の皆様へ(濃厚接触者と判断された場合)
医療事務研究会社員の皆様へ
皆様、お疲れ様です。
日々、オミクロン株の感染者が急増し、それに伴う濃厚接触者も増えております。皆様におかれましても、濃厚接触者となる可能性が増してきております。下記に掲載しましたのでご活用ください。
1 濃厚接触者とは
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- 患者と同居、あるいは長時間の接触(車内・航空機など)があった人
- 適切な感染防護なしに患者を診察、看護もしくは介護した人
- 患者の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い人
- その他、手で触れることの出来る距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策(マスクなど)なしで15分以上接触があった人
(国立感染症研究所「積極的疫学調査実施要領」より)
なお、現在、感染が急拡大しており、保健所では新規陽性者の方を重点的に対応しています。
このため、保健所から、濃厚接触者となった方への連絡は行っていません。
陽性となった方(友人・知人・職場の同僚など)から、濃厚接触者に当たるとの連絡があった場合は、その方の発症日を確認し、下記↓のフローチャートに沿って、対応をお願いします。
2 健康観察について
◆症状のない方
- 陽性となった方と最後に接触のあった日の翌日から5日間自宅待機をしていただきます。
例)陽性者との最終接触が7月1日の場合、自宅待機は7月6日までとなります。
- 健康観察期間中は、毎日、次のことをお願いします。
●朝と夜の1日2回、熱を測ってください。
●体調の変化が無いか、確認してください。
咳、鼻水、鼻づまり、咽頭痛、呼吸苦、倦怠感、頭痛、 吐き気、下痢等
◆症状がある方
- 熱や症状(咳、のどの痛み、頭痛、倦怠感、下痢、吐き気、鼻水、鼻づまり等)が出たときは、医療機関へ連絡し、「濃厚接触者」となったことを伝えた上で受診してください。
- 受診にかかる費用については、受診する医療機関にご確認ください。
同居の濃厚接触者の自宅待機期間について
- 検査陽性者の発症日(無症状病原体保有者の場合は検体採取日)(ただし、他の同居の家族等の中で別の家族が発症した場合は、改めてその発症日(無症状の場合は検体採取日)を0日目として起算します。また、陽性者が診断時点で無症状であり、その後発症した場合は、その発症日を0日目と起算します。)
又は
- 検査陽性者の発症等により住居内で感染対策を講じた日(「感染対策」とは、日常生活を送るうえで可能な範囲で ・マスク着用・手洗い、手指消毒の実施・物資等(タオル等)の共用をさける・消毒等の実施 を行うことです。)
のいずれか遅い方を0日目として、5日間(6日目解除)とします。(なお、同居者の待機期間が終了した後も、検査陽性者の療養が終了するまでは、濃厚接触者の方も検温など自分で健康状態の確認やリスクの高い場所の利用や会食等を避け、マスクの着用等の基本的な感染対策を行ってください。)
オミクロン株の濃厚接触者の待機期間短縮の取扱いについて
濃厚接触者の待期期間は5日間ですが、一定要件を満たすことで3日目で待機解除することも可能です。
3日目で待機解除を行う場合の検査等について
待機解除に当たっては、以下のとおり検査を実施してください。
1.検査は自費検査により行ってください。
2.抗原定性検査キットは、薬事承認されたものを必ず用い、2日目及び3日目にそれぞれ行ってください。
3.検査に使用する検体は、「鼻咽頭ぬぐい液」又は「鼻腔ぬぐい液」を用いてください。なお、自己採取する場合は、「鼻腔ぬぐい液」を推奨します。
4.検査結果が陰性であることを確認してください。
いずれの期間であっても、7日間を経過するまでは、検温など自身による健康状態の確認や、高齢者や基礎疾患を有する方(ハイリスク者)との接触を控えること、ハイリスク施設への不要不急の訪問を控えること、感染リスクの高い場所の利用や会食等を避けること、マスクを着用すること等の感染対策を行っていただくようお願いします。下記の健康観察票を掲載しますのでご活用ください